2013-07-04 「BRUTUS」No.758「鎌倉にひとり、ともだちを作ろう。」 雑誌 小津安二郎に憧れて北鎌倉によく足を運んだ。建長寺で折り返す、鎌倉五山を巡るコースがお決まりで、あじさい寺と呼ばれる明月院は、私が最も美しいと感じる寺だ。「もやい工藝」店主・久野恵一さんの「この町に暮らすには、理念が必要なんじゃないかな」という言葉になるほど納得。そこで暮らす人たちの意識の高さによってもたらされる言い知れぬ文化の匂いこそが鎌倉の最高の魅力なのだ。 Brutus | マガジンワールド