2013-06-01 「会いたかった人、曲者天国」中野翠 書籍 松本かつぢを指して「「芸術」を狙った仕事が少しも人びとの心の糧とならず、「娯楽」を狙った仕事がかえって人びとの心に深い芸術的感動を与える、ということがある」と中野翠。たかが娯楽、されど娯楽。高尚なフリをする偽物を許さず、「無用の快楽」たる娯楽をとことん愛する彼女の視点が好きです。 『会いたかった人、曲者天国』中野翠 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS