ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「黙して契れ」マルセル・ラスキン

スラムを描く映画を頻繁に目にするようになり、貧困が暴力を生むこと、暴力と隣り合わせで生きる人たちが世界中に存在していることを知るようになった。世界最悪の治安。殺人発生率が日本の50倍〜100倍とも言われるベネズエラの映画を初めて観る。南米特有のものなのか、独特の文体がやけに新鮮。過酷な状況に陥ってなお残された希望に深い余韻が残りました。