Editor's Record

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「すらすら読める方丈記」中野孝次

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」の名文句で始まる「方丈記」。原稿用紙にしてわずか20枚程度の短編が、なぜ時代を越えて読み継がれてきたのか。それがわかりやすく解説されている好著。教科書でお馴染みの「方丈記」ですが、この刹那無常を10代で深く理解するのは無理でしょー。よほど枯れてないと…。古典は年を重ねるごとにその真価が見えてきます。


『すらすら読める方丈記』(中野孝次):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部