ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

文藝別冊「ナンシー関」〈増補新版〉

「「マイナーだからおもしろい」というテーゼがクセ者である。「マイナーでおもしろい」ものもあるが「マイナーでもつまらない」ものや「メジャーでもおもしろい」ものもある」という名言。ナンシー関には、ブレることのない、物事の本質を見抜く目があった。没後10年。未だ彼女と同じ次元でテレビを「批評」できるひとは現れていません。


増補新版 ナンシー関|河出書房新社