ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「ハッピー・ゴー・ラッキー」マイク・リー

「わかってほしい」「わかってくれる」なんて傲慢が、ときに多くの歯車を狂わせてしまう。私たちに唯一できることは、自分の正直な気持ちを、できるだけ誠実に伝えるということだ。「他人にどう思われるのか」に縛られない、底抜けに明るく、ポジティブで、真に自由な生き方。苛立ちや鬱鬱の原因は、他者でなく、自分自身にあることを天真爛漫な主人公ポピーが教えてくれる。ハッピー・ゴー・ラッキー。座右の銘にしたいほどいい言葉です。