2011-08-12 「再起」宮嶋茂樹 写真 ある雑誌のグラビアで「本誌を閉じよ、テレビを消せ。そして、東北に自分の足で立ち、自分の目でぜひ見ていただきたい」と彼は書いていた。そして、本書でも「何を撮っても目の前の現実を表現できない。何を撮ってもこの悲劇を伝えきれない。カメラマンになったことを後悔した」と記している。3月12日、彼はすでに東北に立っている。カメラマンは無力であるといいながら、それでもなお、誰よりも早く現場に立ち、シャッターを切り続ける、宮嶋茂樹という人を心から尊敬します。 KK ベストセラーズ || 本の詳細