被災された方は別にして、あの震災について饒舌に語るひとを、あまり信用していません。ほんとうの痛みは言葉を奪ってしまうと考えるからです。「行方不明のお母さんを必ず見つけます」という小学5年生の少女が、作文の最後に綴った、わずか2行の言葉に涙が止まりませんでした。そして、救われた気がします。彼女の「強さ」こそが日本の「希望」です。
被災された方は別にして、あの震災について饒舌に語るひとを、あまり信用していません。ほんとうの痛みは言葉を奪ってしまうと考えるからです。「行方不明のお母さんを必ず見つけます」という小学5年生の少女が、作文の最後に綴った、わずか2行の言葉に涙が止まりませんでした。そして、救われた気がします。彼女の「強さ」こそが日本の「希望」です。