Editor's Record

観たモノ、読んだモノ、聴いたモノ。好きなモノの記録。

音楽

「Rockaway Beach」Ramones

ニューヨークのイースト・ヴィレッジにあったライブハウス CBGB の前に立ったときの興奮を今も忘れることはできない。18年前、川崎のクラブチッタで観た最後の日本ツアーもまるで昨日のことのようだ。好きなものはまったく色褪せない。Ramones は本当にいい…

「いかれたBaby」フィッシュマンズ

なんとも心地のいいリズム、気分を高揚させるメロディ。唯一無二。その音楽に身を委ねるだけで、いつでもどこでも浮遊することができる。今日は佐藤伸治の15回目の命日。時の流れのあまりの早さにその存在自体が幻だったのかとさえ思えます。フィッシュマン…

「Louisiana 1927」Randy Newman

「I'm Yours」Jason Mraz

心地よい音楽。思わず一緒に口ずさみたくなるような。朝からそんな音楽に触れると、なんだか不思議に、とても良い一日になりそうな気がします。というわけで、コーヒーを片手に Jason Mraz を聴きながらのブランチ。なにも予定のない休日の朝。ああ、これが…

「L-O-V-E」Nat King Cole

どこまでも軽やかでエレガントなスタンダードナンバー。Nat King Cole の柔らかかつ温かな歌声には普遍的な輝きがありますね。こんなにも洒落た音楽がスクリーンやラジオからさりげなく流れてきた時代に強く憧れを感じます。昨日は世紀のエンターテイナー Na…

「YETI vs CROMAGNON」ザ・クロマニヨンズ

ある特定のロックンロールバンドに惚れる。それは「あの音が鳴って、あの声が出れば何でもいい」ということだ。インタビューにあった、そんなヒロトの感覚はよくわかる。最新アルバムに収められた12曲。耳にした瞬間に、それらはすべて、僕にとっての永遠と…

「Rainy Days and Mondays」Carpenters

今日は Karen Carpenter の命日。ということで、Carpenters を聴いていると、まさかの「雨の日」の「月曜日」。ポップスの王道と言うべき明るい楽曲も魅力ですが、あの深みのある天性の歌声が美しいメロディにのると、なんとも切ない情感が醸しだされます。P…

「I Got Love If You Want It」Slim Harpo

ブルースの扉を開けてくれたのは、Rolling Stones であり、Kinks であり、Yardbirds でした。それゆえ、Keith Richards の「ロックンロールは、半分ブルースさ」という言葉を、いわば盲信しています。どのようなものであれ、そのルーツを探ることがとても大…

「There She Goes」The La's

突然、無性に聴きたくなって CD 棚の奥からひっぱり出した一枚。彼らが唯一残したアルバム「The La's」は、完璧な普遍性もった紛れもない傑作。とりわけ、アルペジオから始まるこの曲は、ロック史上、もっとも美しい曲といっても過言ではありません。私にと…

「Blue Suede Shoes」Carl Perkins

思わずスウィングしたくなる軽快なスタンダード・ナンバー。グッド・オールド・デイズ。この頃の曲を聴くと、ロックが本当に幸せだった黄金時代は、やっぱり1950年代なんだなぁと思います。昨日は John も、Paul も、George も、Ringo も憧れた Carl Perkins…

「Put Your Hand in the Hand」Donny Hathaway

ハーレムの教会で聴いたゴスペルは本当に魂が震えた。身体の奥底から何かがむくむく湧いてくる感覚を覚えた。歓びと感謝。生きていくための力がそこに漲っていた。昨日はかつて「サウンドが喜びで溢れる音階をゴスペルや歌に使いたい」と語った Donny Hathaw…

「How Many More Years」Howlin’ Wolf

今日は Howlin’ Wolf の命日。あの一度聴いたら忘れられない、強烈な濁声によって放たれるブルース。発売から50年以上経った今もスピーカーから流れるだけで空気を一変させてしまう迫力はさすが。音楽はテクニックではなくフィーリングです。

「Move On Up」Curtis Mayfield

延々と繰り返されるパーカッションのリズムに身を委ねるだけで、陶酔の世界へ一気に誘ってくれるフリーソウルの超名曲。この疾走感溢れる曲調で「立ち上がれ!」「願い続けろ!」「夢を忘れるな!」なんて歌われるとテンション上げずにはいられません。今日…

「Try Me」James Brown

James Brown といえば、あの強烈な個性から生まれたファンキーな楽曲がまず思い浮かびますが、個人的には初期の泣かせる R&B ナンバーが欠かせません。Xmas の今日は彼の命日。このメロウでディープなソウル史に残る名曲で追悼を。ゲロッパ!だけじゃない最…

「雪が降る町」ユニコーン

気忙しくて、ちょっぴり寂しくて、なんだかワクワクして。この一年間の出来事を振り返ってみたり。もうあと何日かで今年も終わりますね。一気に年の瀬モードに突入。というわけで、Merry Christmas!

「Complete Control」The Clash

ロックは色褪せない。いつ聞いても、初めて耳にしたときの、興奮と高揚を届けてくれる。これぞ Clash の永遠のロックンロール☆ナンバー。そのイントロを聞くだけで、湧き上がる衝動を抑えることはできません。今日は反骨のパンクロッカー Joe Strummer の命…

「I'll Play The Blues For You」Albert King

ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが、南部の綿花畑で働きながら、ギターを覚えたミュージシャンたちはモノが違います。この独特の「間」と「タメ」。骨の髄までグルーヴが染みついています。必殺のフライングVギターが泣きまくってますねぇ。今日は Alber…

「炎」ザ・クロマニヨンズ

言葉に宿っている霊的な力。甲本ヒロトの歌を聴くと「言魂」は存在するということを確信します。心の奥底から湧き出てくるまっすぐな言葉。もはや完全に詩人の域ですね。ザ・クロマニヨンズの最新曲、本日発売です!

「Bring It On Home to Me」Sam Cooke

昨日の Otis Redding に続き、今日は Sam Cooke の命日。12月は私の中で双璧をなす二人の偉大なソウルミュージシャンが天に召された特別な月です。ソウルという言葉さえまだ浸透していなかった時代。わずか7年余りの歌手生活で遺したあの伸びやかで澄みきっ…

「These Arms of Mine」Otis Redding

今日は Otis Redding の命日。朝からまたその圧倒的な歌声に聴き惚れる。Otis Redding こそがソウルミュージックであり、ソウルミュージックを知りたいなら Otis Redding を聴けばいい。いきなりのこの歌唱力! さすが不世出のヴォーカリストはデビューから…

「Happy Xmas(War Is Over)」John & Yoko/Plastic Ono Band with the Harlem Community Choir

John の命日になるとこの曲が流れだす。毎年「全ての争いはもう止めよう」というシンプルなメッセージに、世界はどれだけ応えられたかを考え、「来年こそは不安のない年となるように」と願う。John が教えてくれた最も大切なことは、想像力とは優しさであり…

「Something」The Beatles

年を重ねるにつれてどんどん好きになる曲がある。「Something」がまさしくそんな曲です。今ではこの曲を残しただけで George は Paul と John に肩を並べたとさえ思えます。サビの転調でグッと気持ちが高揚するラブソングの最高傑作。当時の妻たちと登場する…

「Raindrops Keep Fallin' On My Head」B.J.Thomas

冷たい雨が降り止まない鬱鬱としたこんな日には、珠玉のメロディが胸に沁みるこの曲。「雨が降っても気にしないさ」なんて歌詞もぴったり。嘘か真か、「ミ・ミ・ミ・ファ・ミ・レ・ド・ミ」のお馴染みのメロディが浮かんだときに「Raindrops Keep Fallin' On My Hea…

「Shotgun」Jr.Walker & The All Stars

ギター、ドラム、オルガンに、サックスが絡んだ問答無用のカッコ良さ! ジャンプ・ブルースの流れを汲んだクールでファンキーなサウンドに、聴衆が熱狂し、踊りだした気持ち、わかります。とても。朝からテンションあがるわ〜。今日はグルーヴを体現したサッ…

「One More Shot」The Rolling Stones

Rolling Stones のニューアルバムを買えるという幸せ。記念すべきオールタイムベスト「GRRR!」が本日発売。アナログ盤を彷彿とさせる紙ジャケット仕様がたまりません。ナイロンの内袋から買ったばかりの新譜を取り出すときのあの興奮といったら! 先行して…

「すばらしい日々」ユニコーン

スティーブ・ジョブズを心から尊敬するのは、彼が愛してやまない音楽で世界を変えたからです。iTunes で出会い、また、再会した曲によって、どれだけの音楽ファンの人生が豊かなものになったか! というわけで、ユニコーン。祝・音源配信スタート。まさかの20…

「グリセリン・クィーン」ザ・クロマニヨンズ

37歳になりました。いつのまにか、言い訳のできないリアルなオッサンです。あっという間です。だからこそ「生きてるうち/できることは何でも/やってしまう/毎秒が伝説」というこの曲のように、一瞬一瞬を肯定できる生き方をしていきたいと思っています。…

「Don't Know Why」Norah Jones

ひょんなことから7年振りの Norah Jones 金沢公演へ。初々しさはなくなったものの、円熟味が増して、より音を楽しむひとになっていたような。骨身にリズムが染み込んで、全身にグルーヴをまとって。中盤にピアノひとつで「Don't Know Why」を弾き語り。これ…

「Oh Yoko!」John Lennon

解散から40年以上の月日を経て「ビートルズが解散したのはヨーコのせいじゃない」と Paul が語った。そして「彼女は John に別の道を示した」とも。どのような過去であれ「それで良かったのだ」と受け入れることは、それ自体が美しく、素晴らしいことだと思…

「ザ・クロマニヨンズ TOUR ACE ROCKER 2012」ザ・クロマニヨンズ

いつまでも変わらないということは、常に変わり続けているということだ。ほとんどMCを挟まない24曲82分の怒涛のライブ。無駄なものが削ぎ落とされたパフォーマンスは、もはや、どんなバンドも真似できない領域に達している。今日はザ・クロマニヨンズのライ…

「School Days」Chuck Berry

数多くの愛するオールドロックンロールの中でも Chuck Berry は傑出している。John Lennon が語ったように、その存在こそがロックンロールだ。一昨日の 86 歳の誕生日に送られてきた「Still Rockin!」のメッセージにも胸が熱くなった。やり続ける、というの…

「白い色は恋人の色」ベッツィ&クリス

加藤和彦が「世の中は音楽なんて必要としていない」という衝撃的な言葉を遺して亡くなってから昨日ではや3年。ということで、アメリカ人デュオのハーモニーが彼の天才を際立たせる、大好きなこの歌を今日は朝から何度もリピート。にしても、歌謡史に輝く美し…

「Doom and Gloom」The Rolling Stones

イントロのギターリフを聞いた瞬間に体の奥底から何かが溢れでた。血湧き肉躍るとはこういうことだ。Keith のギターに Mick の声がのるだけで、それは世界一カッコいいロックンロールになる。The Rolling Stones の7年振りの待望の新曲。昨日発売で再生回数…

「A Woman Left Lonely」Janis Joplin

肉体的にも精神的にもボロボロだった Janis が自らの人生を重ね合わせるように絞り出した魂の一曲。歌うというよりも祈るようなゴスペルソング。バックに流れるピアノとオルガンの掛け合いがなんとも叙情的でたまりません。彼女の命日だった今日は「PEARL」…

「Happier Than The Morning Sun」Stevie Wonder

日差しがようやくやわらいできたところで iPod からこの曲。朝のやさしい光が差し込む情景が思い浮かんできます。Stevie Wonder が「太陽」をよく歌うのはきっと偶々ではありません。はっきりと見ることのできない光を、この曲のように感じ、表現することが…

「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」Otis Redding

涼しくなった秋の夜長に Otis 三昧。いつ聴いても、どこで聴いても、Otis Redding は素晴らしい。そして、彼のすごさを痛感するのは、一昨年よりも去年、去年よりも今年と、どんどん迫ってくるところです。聴けば聴くほど、彼の偉大さが胸に沁みてきます。

「A Man Needs A Woman」James Carr

腹の底から絞り出されたシャウトが魂を揺さぶる音楽。こんな曲を聞くと、やっぱりソウルは黒人にしか歌えない! なんてことを考えてしまいます。日本でいえば泥臭い超ド演歌。ディープなサザンソウルが恋しい季節になってきました。

「Blowin' In The Wind」Bob Dylan

ウサマ・ビンラディンも、サダム・フセインも、死んだ。3000人もの命を一瞬にして奪ったあの日から11年。同時多発テロに端を発したアフガン・イラク戦争での死者は、昨年の段階ですでに22万人を超え、その8割以上が一般市民だというデータもある。なぜ? な…

「Party Jumpin'」R. Kelly

とどまることのない R. Kelly のオールド・ソウル回帰。ロッキン・ソウルを思わせる軽快で心地の良いパーティー・チューンに完全ノックアウト。音を楽しむと書いて音楽。まさしく今、世界で最も音を楽しんでるミュージシャンの一人ですね。iTunes で知るだけ…

「Soulman」Ben l'Oncle Soul

音楽はなんといってもフィーリングだ。そこから匂い立つものにフィットするかどうかできまる。まさか28歳のフランス人が歌うソウルミュージックがこんなにもフィットするなんて! 60's ソウルへの限りないオマージュ。Motown レーベルからリリースというのも…

「Spending all my time」Perfume

現代最高のポップス職人である中田ヤスタカの楽曲、振付師MIKIKOと3人のキャラにより生まれるパフォーマンス、そして、映像作家の田中裕介が織りなす独特の世界観。一流のクリエイターたちによる化学反応がまたひとつの次元を超えた。日本の奇跡がいよいよ本…

「I Will」The Beatles

初めて英語で歌詞を覚えた歌。will という単語に未来の予測だけでなく、意志をあらわす意味があると知ったのもこの曲でした。いつまでも耳に残るこのメロディを聴くと、意志を持つこと、そのこと自体がとても美しいことであるように思えます。会社帰りの車中…

「Stir It Up」Bob Marley

ヨーロッパや北米はもちろん、中近東、中南米、アフリカほか、世界で最も聴かれているミュージシャン。人口わずか270万人の小さな島国から、独特のリズムを刻むレゲエを武器にまさしく革命を起こした Bob Marley の音楽はやっぱり突き抜けている。レゲエなら…

「London Calling」The Clash

内村航平と伊調馨。二人の金メダリストの「まだ満足していない」というコメントが強く印象に残ったロンドンオリンピック。自らに限界を設けず、肉体と精神の無限の可能性を信じ、理想を追い続けられる人間が、真の強者になれるんだなぁと思います。ロンドン…

「I'll Be Lonely」John Holt

夏はやっぱりレゲエ。何にも予定のないこんな日は、メロディアスでスウィートなロックステディに、ただただ身を委ねるに限ります。まずは胸キュン必至のソウルフル・レゲエの傑作をチョイス。ああ、神様ほんとうにありがとう! さ、ビール、ビール♫

「戦争は知らない」ザ・フォーク・クルセダーズ

戦争を実際に体験した日本人はいずれゼロになる。14万人。さらに、7万人もの命が一瞬にして奪われた。そんな信じがたい事実を、リアリティをもって記憶にとどめることは、どんどん難しくなっていく。8月6日。8月9日。せめて1年に2度、想像することを忘れない…

「Around And Around」The Rolling Stones

イギリス人がリズム&ブルースを作るなんて絶対にできないと本気で信じていた頃の Stones の純粋さが好き。「俺達はロックンロール・バンドじゃない。俺達がやっているのは正真正銘のリズム&ブルースだ」という発言も Mick の最も好きな言葉のひとつです。さ…

「Shake, Rattle And Roll」The Swinging Blue Jeans

アメリカの黒人が生んだリズム&ブルースを世界中に広めたのはイギリス人だ。そんな狂信的なマニアたちのおかげで今なおロックンロールは世界で増殖している。ロンドン五輪まであと3日。いよいよ盛り上がってきました☆ ビート熱も未だ冷めておりません! Oh …

「You'll Never Walk Alone」Gerry & The Pacemakers

サッカーファンにはお馴染み。リヴァプールFCの愛唱歌としてハーフタイムに大合唱される名バラード。「究極のマージー・ビート」を奏でるのは、Beatles ではなく「キャバーンクラブ」で 彼らと人気を二分した Gerry & The Pacemakers です。ブリティッシュ・…

「I Don't Wanna Be Free」The Sorrows

発展途上のまだ完成していない荒々しさが残っている60年代のロック。シンプルで力強いギターリフとアングラな雰囲気の漂うソリッドなシャウトがたまりません。ロンドン五輪を前にブリティッシュ・ビートを自主的におさらい中。とはいっても、百花繚乱の黄金…