山田洋次監督の真価は喜劇にこそ表われる。それも「笑わせるぞ」という喜劇ではなく、肩の力がふぅ〜と抜けた、市井の人たちの日常の中にある喜劇だ。そして、思いっきり、ニヤニヤ、ゲラゲラしたあと、その隙を突くようにホロリさせられる。これぞ究極の職…
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