Perfume を好きになって随分と経つ。彼女たちの曲を聴くといつも泣きそうになるけど、この映画を観て、ようやくその理由がわかった気がした。圧倒的な高揚感。テクノロジーと熱血(スポ根)の融合。Perfume こそ日本が世界と勝負できる最強のコンテンツであると信じて疑わない。そして、これもいつも思うけど、ハイヒールであのダンス。スゴすぎ!
映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』特設サイト
Perfume を好きになって随分と経つ。彼女たちの曲を聴くといつも泣きそうになるけど、この映画を観て、ようやくその理由がわかった気がした。圧倒的な高揚感。テクノロジーと熱血(スポ根)の融合。Perfume こそ日本が世界と勝負できる最強のコンテンツであると信じて疑わない。そして、これもいつも思うけど、ハイヒールであのダンス。スゴすぎ!
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誰もが胸の内にどろどろぐちゃぐちゃな気持ちを抱えながら生きているけれど、ある日、そこに一筋の光をさしてくれるひとが突然現われて「見つけた!」と思うあの瞬間。「焦がれる」という感情によって、ひとは救われ、生きていけるのだということが、優しく、繊細に描かれる。誰かに愛されたいと願うこと、誰かを愛したいと願うことは、とてつもなく美しいことなんだ。嗚呼、山下敦弘という人はやっぱりスゴイ映画を撮るなぁ。傑作。
一冊の本が世にでる、ということはやっぱりすごいことだ。その過程を思うとき、いつも胸が熱くなる。誰もが気軽かつ簡単に言葉を綴り、世に出せる時代だからこそ、作家と編集者、その二人の命がけの闘いが沁みてくる。言葉を生かすか、言葉を殺すか。表現し、伝えることの、苦しみ、楽しみ、喜び、そのすべてがあった。そして、圧巻のジュード・ロウ。そのトーマス・ウルフが憑依したような演技がいつまでも頭から離れない。
エルヴィス・プレスリーが憧れ、ボブ・ディランが影響を受けたハンク・ウィリアムス。劇中にある「悲しい曲を歌う奴は、悲しみを知っている」という台詞を体現するかのような、複雑で、どこか痛々しい生き方をした彼が「ロックンロールの種を蒔いた」という定説にひどく得心する。いわゆるゴリゴリのフィフティーズのちょっと前、オールドスタイルのファッションがどれもカッコよかったけど、なんといっても、カウボーイ・ハット。似合いすぎ。